テーピングの巻き方講座
テーピング基礎用語
スターアップテープ
関節を曲げずに内反・外反の動きを制限すること。
アンカーテープテーピングの最初と最後の基点として貼り、土台となるテープ。テープがはがれたりずれたりするのを防ぐ。
ホースシューテープ足首のテーピングに使われる馬蹄型のテープ。
サーキュラーテープテーピング部分全体を覆うように貼るテープ。
フィギュアエイト8の字を描くように巻く方法で足首・ひざ・手首などをより固定する。
ヒールロックかかとの固定。足首のねじれを防ぐ。
Xサポート一般に、関節の下部のアンカーから関節の上部のアンカーまで、少し強くテープを引っ張りながら、X字型に張るテープのこと。ほとんどの部位に用いられる最も基本的なサポート。
ブリッジXサポートの上に橋渡しのように貼るテープ。更に筋肉や関節を固定したり圧迫したりする役割を持つテープのこと。
スパイラル膝や足首によく使われるテープで、らせん状に貼るもの。
コンプレッション圧迫
足首のテーピング
- 1.
- ひざを少し曲げアンダーラップを巻き、アンカーテープを巻く。
[皮膚の保護+テーピングの基点]
- 2.
- 足首を90゜にしてアンカーテープを巻く。
[テーピングの基点]。
- 3.
- スターアップテープを1/2ずつ重ねながら内側から外側へひっぱり3本貼る。
[内反捻挫予防]
- 4.
- ホースシューテープを1/2ずつ重ねながら3本貼る。
[スターアップの固定]
- 5.
- サーキュラーテープをアンカーテープまで1/2ずつ重ね1枚ずつカットしながら貼る。
[固定力の安定]
- 6.
- フィギアエイト[1]

- 7.
- フィギアエイト[2]

- 8.
- ヒールロック[1]
[踵の固定]
- 9.
- ヒールロック[2]
[踵の固定]
- 10.
- ヒールロック(逆向き[1])
[踵の固定]
- 11.
- ヒールロック(逆向き[2])
[踵の固定]
- 12.
- 足先のアンカーテープを巻き完成。
[押さえ]
ひざのテーピング
内・外側側副靭帯捻挫予防・再発予防
●ポイント!
テーピング完成後に屈曲運動がスムーズにできること。
膝蓋骨(ひざのお皿)にテープがかかっていないかを確認して下さい。
- 1.
- ひざを少し曲げアンダーラップを巻き、アンカーテープを巻く。
[皮膚の保護+テーピングの基点]
- 2.
- Xサポート+ブリッジを内外側に下から上に引っ張りながら、それぞれに貼る。

- 3.
- スパイラルテープを巻く。

- 4.
- スパイラルテープをひざの後で交差するように逆回転で巻く。

- 5.
- 端に切れ目を入れたテープを左右対称に貼る(コンプレッション)。

- 6.
- 1/2ずつ重ねながら全体を巻き上げ完成。

ひじのテーピング
過伸展の制限
●ポイント!
テーピング完成後にひじ頭にテープがかかっていないかを確認して下さい。
- 1.
- ひじを少し曲げアンダーラップを巻き、アンカーテープを巻く。
[皮膚の保護+テーピングの基点]
- 2.
- Xサポートを貼る。
[ひじの過伸展を押さえる]
- 3.
- ブリッジ+アンカーテープを貼る。
[更にひじの過伸展を押さえる]
- 4.
- 両端に切れ目を入れたテープを、ブリッジの上に貼る。
[ブリッジの押さえ]
- 5.
- 裂いたテープをひじ頭にかからないように貼る。
[ブリッジの固定]
- 6.
- 1/2ずつ重ねながら全体を巻き上げ完成。

手首のテーピング
手首外側への伸展の制限
- 1.
- 手を広げ、アンカーテープを巻く。
[テーピングの基点]
- 2.
- アンカーテープに向け、Xサポートを貼る。
[手首外側への伸展を押さえる]
- 3.
- ブリッジ+アンカーテープを貼る。
[更に手首外側への伸展を押さえる]
- 4.
- フィギユアエイトを1/2ずつ重ねながら全体を巻き上げ完成。

指のテーピング
指の捻挫の予防・再発予防
- 1.
- アンカーテープを巻く。
[テーピングの基点]
- 2.
- アンカーテープに向け、Xサポートを貼る。
[関節の保護]
- 3.
- ブリッジを貼る。反対側も同様に貼る。
[更に関節の保護]
- 4.
- Xサポート+ブリッジを覆いかくすように、1枚ずつカットしながら全体を貼り完成。

親指のテーピング(外転制限)
親指が外側へ過伸展されるのを防ぐテーピング
- 1.
- 手を開き、親指は外傷程度により角度を調節する。

- 2.
- 親指に1周巻き、外側から手のひらを横切るように巻く。親指の角度を調節。

- 3.
- 手の甲を回り、関節の所でテープが交差するようにする。

- 4.
- 8の字を描くように、親指と手のひらを3~4回程少しずつ位置を変えて巻いていきます。

- 1~4:使用テープ…#DC-19
親指のテーピング(内転制限)
親指が内側へ屈曲されるのを防ぐテーピング
- 1.
- 手を開き、親指は外傷程度により角度を調節する。

- 2.
- 親指を一周し、外側から手背へと巻く。親指の角度を調節。

- 3.
- 手関節を通り、手の平側から親指へ。関節の所で交差するように巻く。

- 4.
- 少しずつ位置を買え、3~4回程繰り返す。

- 1~4:使用テープ…#DC-19
腰のテーピング
腰の圧迫及び、動きの制限を目的としたテーピング
- 1.
- タックスプレー(#DT-200)を腰全体に軽くむらなく吹きかけ、体の側面に長さ30cm位のアンカーテープ1,2(#DC-38)を大腿骨頭から、第9助骨に向かって貼ります。アンカーテープ1,2の間が狭いと、テーピングの効きめが悪くなるばかりでなく、テープがすぐにはがれてしまう事があるので注意して下さい。

- 2.
- 腰を圧迫し、動きを制限するために大腿骨頭のアンカーテープ1の上から始め、斜め上に向かって圧迫を加えながら反対のアンカーテープ2までテープ3を貼ります。このテープと同じ要領で、痛みのある部分でテープが交差するように反対側からも圧迫を加えながらテープ4を貼ります。これをXサポートといいます。

- 3.
- 2で貼ったXサポートを1/2~2/3づつ重ね合わせながら腰全体に症状に応じて圧迫を加えながら、できるだけ多くテープを貼ります。

- 4.
- さらに圧迫、固定を強化するためにテープ5を水平に図のようにアンカーテープ1からアンカーテープ2まで強く押さえ気味に貼ります。

- 5.
- 図4と同じ要領で、1/2~2/3づつ重ね合わせながら水平にXサポートを覆いつくすようにできるだけ細かくテープを貼っていきます。

太もものテーピング
手首外側への伸展の制限
- 1.
- 太もも全体にタックスプレー(#DT-200)を軽くむらなく吹きかけ、痛みのある部分を中心に、左右等間隔にアンカーテープ1,2を貼ります。アンカーテープはできるだけ長く、また、幅広くするようにします。通常アンダーラップは使用しません。(けがの程度による)
※ これより完成まで患部の筋肉を緊張させておきます。

- 2.
- 肉離れ、打撲を起こしている部分を圧迫、固定するためにアンカーテープ1の下の端からテープ3を斜め上に強めに引っ張り、反対側のアンカーテープ2まで貼ります。今のテープと同じ要領で、痛みのある部分でテープが交差するように反対側からもテープ4を圧迫を加えながら貼ります。これをXサポートといいます。

- 3.
- 図2で貼ったXサポートを1/2~2/3ずつ重ね合わせながら、交差するポイントがもっとも痛む部分を越えた上までできるだけ多くテープを貼ります。(けがの程度によって、強さを調整する)

- 4.
- さらに圧迫固定を強化するためにテープ5を水平に図のようにアンカーテープ1からアンカーテープ2まで強く押さえ気味に貼ります。

- 5.
- 図4と同じ要領で1/2~2/3ずつ重ね合わせながら水平にXサポートを覆い尽くすように、できるだけ細かくテープを貼っていきます。

- 6.
- このテープを固定するため、もう一度テープの端にアンカーテープを貼ります。
※この上より太もも用サポーターを使用することも可能です。

※通常は25mmテープを使用しますが、けがの症状に応じて細いテープを使用することもあります。(圧迫を強める為)
肩のテーピング
手首外側への伸展の制限
- 1.
- 上腕部、肩、背中にタックスプレー(#DT-200)を軽くむらなく吹きかけ、上腕部の真ん中あたり、三角筋の下端にアンカーテープ[1](#DE-75)を軽く巻きます。このときの姿勢は、握りこぶしを作り、腕に力を入れて筋肉を緊張させておきます。また、乳首保護のため、綿花を軽くのせておきます。

- 2.
- アンカーテープ[1]から、肩関節を包み込むように、前部[2]、後部[3]、中心[4]に3本貼ります。その際、3本のテープの貼り方は、肩鎖関節の上で交差するように強めに引っ張り上げるようにします。3本のテープの長さは、首筋にかからない程度の長さにします。この3本のテープがはがれないようにアンカーテープ[5]を軽く巻きます。けがの症状に応じて2~3セット行います。

- 3.
- 肩鎖関節を上から圧迫しながらテープ[2][3][4]の交差部を通り押さえつけるようにテープ[6]を貼ります。その際、テープ[6]の長さは胸部は肋骨のおわるところ、背部は肩甲骨より若干下までの長さにします。

- 4.
- 図3で貼ったテープと同じ要領で1/2~2/3ずつ重ね合わせながら、テープ[7][8]を貼ります。3本目のテープ[8]は首筋に近づけないように注意して下さい。

- 5.
- 後ろから見るとこうなります。

- 6.
- 今まで貼ったテープ[6][7][8]を固定するために、押さえのテープ[9][10][11]を1/2~2/3位重ね合わせて胴の周りを一周、もしくは半周巻いていきます。
この際、息を吸い込ませた状態でテープを貼ります。








